萌えるアキバが日本を変える 第9回「メイド喫茶(2)」

最近オタクであることを隠そうとしない、森永卓郎先生の記事



しかし、私がもっと驚いたのは、いまや定番となったメイド喫茶の「来店時のあいさつ」が名古屋の発祥だという指摘だった。そう言われてみると、キュアメイド・カフェでは、いまでも「来店時のあいさつ」はないのだ。
ほぅ。そうなのか。「お帰りなさいませご主人様」は名古屋のメイド喫茶「M's Melody」が発祥だとか。


「お帰りなさいませご主人様」についてモリタク先生が鋭く切り込みます。


メイド喫茶のお客さんは、お客さんとして来るのではなく、あくまでもご主人様だからだ。お客はご主人様として振る舞わなければならないし、メイドさんはあくまでも自分のご主人様として扱う。そうした一種のロール・プレーイング・ゲームが行われているのだ。
ふむ。お客さんでそこまで深くご主人様というロールに入り込んでる人はそこまでいないけども、あの挨拶はメイド喫茶特有の匂いを感じさせてくれるアイテムだと思います。



写真撮影を原則禁止している店が多いのも、ロール・プレーの邪魔になるというのが、一つの理由だろう。
まったく違います(笑)。写真撮影はトラブル多いし WR もネットで写真流されたくなかったりするからです(きっぱり)。



実はメイド喫茶の最大の魅力は、このロールプレーそのものなのだ。
うーん。短い記事だからしょうがないけども本来は「ロールプレーで楽しむ客もいる」、「ロールプレーもメイド喫茶の魅力のひとつだ」が正しいのでしょう。しかし、確かにロールプレーを楽しむ客は多いな。「お帰りなさいませご主人様」といわれなくて凹んでるお客さんもいらっしゃるし



同じ設定ばかりだと飽きてしまうので、最近では様々なバリエーションが登場している。秋葉原の中央通り沿いにある「ラム」というメイド喫茶では、週替わりで特別のコスプレを披露している。私が訪問した日は、チアリーダー・コスプレの日だった。


出迎えてくれたチアリーダーは、私にこう言った。「ようこそ。先輩!」

先生は本当に Lamm が好きだなぁ。昼間に Lamm 行けば先生に会えたりするのかな。



「くだらない」と思われるかもしれない。しかし、私はこのメイド喫茶のシステムは、いまやテーマパークの一人勝ち組となったディズニーランドと同じなのだと考えている。
TDL か。『夢の空間の演出が TDLメイド喫茶の共通点』ってな感じの結論になりそうな予感。